ブログ
~ 施設からのお便り ~
5月の『看護部』
看護部では、毎週木曜日14時から15時の1時間、爪切りの時間を設けております。
歳を重ねていくと、人間の爪は全身の皮膚と同じように乾燥していきます。乾燥してくると分厚く固くなってくるため、普通の爪切りで切る事が難しくなってきます。
また、身体的にも、足の爪を切る為に腰を曲げて前屈みになる事も難しくなり、ご自分で切る事がだんだん難しくなってきます。しかし、爪を伸ばしたままにしていると、靴下や布団に引っ掛かり爪が剥がれてしまう危険性があります。その為、定期的な爪切りは大切な健康管理の一つです。
入居者様からは、「切りにくいでしょ?」「この爪は頑固だよ?大丈夫?」など心配する声も聞かれますが、看護部では足専用の爪切りやニッパー、ヤスリなど爪の状態にあった道具を選びながらケアをしています。
手の爪や普通の足の爪は介護士が切る事が可能ですが、分厚くなった爪や巻き爪は難しい為、看護師が行っています。
ご自分で切る事が難しくなってきた方は、いつでもご相談ください。