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~ 施設からのお便り ~
5月の看護部
こんにちは。看護部です。
先日、社内研修で、看護部による「認知症について」の研修が行われました。
施設の職員(事務から介護職員まで様々)が対象でしたので、一般的な認知症の知識からお伝えし、加えて、認知症を発症してもその方らしさが失われることはないこと、認知症症状はその方を理解し援助するための情報のひとつに過ぎないこと、コミュニケーションのヒントなどをお伝えしました。
当施設にも、認知症の方がおられます。
最も多いのは「アルツハイマー型認知症」。
同じアルツハイマーと診断されていても、入居者の方それぞれに、豊かなお人柄があり、これまで重ねてきたご経験があり、とても一括りにはできません。
認知症である、という前に、「その方自身」に寄り添うことができたら、私たちの提供する援助はより良いものになるはずです。
(厚労省の資料には、2025年には高齢者の5人に1人が認知症を発症するという将来推計もあります。
認知症を発症されても、安心して生活ができる。そんな施設が今後ますます求められる事でしょう。
社会の中で、当施設もその一端を担うべく、日々研鑽を重ねています。)
入居者の皆様がいつまでも「その方らしく」笑顔で生活できるように。
私たち看護部も真摯に、日々皆様と関わってゆきたいと思います。